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謎のマイティ・スパロウのクック盤

Sparrow in Hi-Fi_Balisier.JPGCOOK01126(1963).jpgSparrow in Hi-Fi_Cook.JPG

写真左と中央のジャケットを見てもらえますか。
左はマイティ・スパロウの59年“SPARROW IN HI-FI”のベリゼー(バリジエ)盤で、
中央は63年に再発されたクック盤です。

ベリゼー盤はその存在があまり知られていないようですが、
再発のクック盤の方は、スパロウ・ファンならどなたもご存知かと思います。
マイティ・スパロウはデビュー当初ベリゼーから3枚のLPをリリースしていて、
ベリゼー時代の最終作“SPARROW IN HI-FI”は、クックからも発売されました。
だからぼくはなんの疑いもなく、ベリゼーがオリジナル原盤で、クックが再発と思っていたのです。

「エモリー・クック・コレクション」と副題が付けられた
スミソニアン・フォークウェイズ盤CD“FIRST FLIGHT”にも、
スパロウはデビュー当初ベリゼーとRCAヴィクターに録音をした旨の解説が書かれていたので、
クックが原盤権を買っていたものと理解していました。

ところが最近、ベリゼー盤と見まがうジャケットのクック盤(写真右)を手に入れ、
ベリゼーとクックの関係がよくわからなくなってしまったんです。

このクック盤は63年の“SPARROW IN HIGH FIDELITY”と同内容で、
ジャケットはご覧のとおり、ベリゼー盤とそっくりのジャケットとなっています。
ただし、ジャケットは別人の手によるもので、背景の海岸の絵も違えば、
スパロウの顔もベリゼー盤は絵でしたが、クック盤は写真となっています。
この顔写真は、63年の“SPARROW IN HIGH FIDELITY”と同じものなんですね。
63年再発盤のジャケットをよくよく見たら、顔だけが写真で、
黄色のシャツの身体部分は絵になっています。
これまで気付かなかったなあ。

このクック盤は63年盤のLP番号よりも若く、Made in Trinidadのクレジットがあります。
トリニダッド・プレスのクック盤は、シングルでは見たことがありますが、LPはこれが初めてで、
これでワケがわかんなくなっちゃんたんですね。
ということは、トリニダッド・プレスのクック盤がオリジナルで、
アメリカ・プレスのベリゼー盤はクック盤を出し直したものなんでしょうか?
まさかね、と思うのですが、少なくともクックのトリニダッド盤があるってことは、
エモリー・クックがアメリカ向け販売のために、
ベリゼー原盤の権利を買い取ったのではないということですよね。
ちなみにジャケット裏も、ベリゼー盤とクック盤ではまったく違う解説が載っています。
最後に、アメリカのクック盤オリジナル・ジャケットはこちら。

Sparrow In Hi-Fi  Cook 1126 Original.jpg

どなたか詳しい方、この謎について教えてくださーい。

[LP] The Mighty Sparrow "SPARROW IN HI-FI" Balisier HDF1009 (1959)
[LP] The Mighty Sparrow "SPARROW IN HIGH FIDELITY" Cook 1126 (1963)
[LP] The Mighty Sparrow "SPARROW IN HI-FI" Cook 921
[LP] The Mighty Sparrow "SPARROW IN HI-FI" Cook 1126 (original press)
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