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ボックスはいらない ジョルジ・ベン

Jorge Ben.JPG

フィリップス時代のジョルジ・ベンをコンプリートに収めた
14CDボックスが、ブラジルでリリースされました。
90年代に出ていたリイシューCDはオリジナル・ジャケットのデザインどおりでなく、
赤い縁取りの余計なデザインを施したものだったので、
今度のオリジナルどおりのCD化は待望のもの。

なかには“ÁFRICA BRASIL”(76)のように、
オリジナルどおり再発されたタイトルも一部ありましたが、
ぼくの長年の愛聴盤“BEN”(72)“SOLTA O PAVÃO”(75)は
再発されずじまいだったので、嬉しいニュースというわけです。
いわゆる「リマスターCD」物件には買い直しの意欲が沸かないぼくでも、
オリジナル・ジャケどおりの再発には触手が伸びます。

ところが、案の定というか、バラ売りはしないとのこと。
欲しいCDは数枚しかないのに、そのためにボックスを買うなんて酔狂なことはできません。
ったくもー、と思わず舌打ちしてしまいましたが、バラ買いのノウハウはあります(ないしょ)。
ナラ・レオンやエルザ・ソアレスのボックスの時と同様、
マル秘ルート(?)でブラジルにオーダーしました。

で、めでたく届いたばかりの“SOLTA O PAVÃO”を聴いております。
ぼくがジョルジ・ベンをリアルタイムで聴き始めたのがこのアルバムからなので、
とりわけ思い出深いんですよね。
サンバ・ソウルのしなやかなグルーヴ感を全面に打ち出した傑作です。
本作がポップ感覚に富んだメロウなサウンドだったのに、この次の“ÁFRICA BRASIL”は、
ぐっと泥臭くファンキーな仕上がりだったので、この2枚の落差が印象深く残っています。

さて、その後30年以上の歳月が流れ、2年前の9月7日、代々木公園で開かれた
在日ブラジル人のフェスティバルにやってきた御大ジョルジ・ベン(ベンジョール)。
年齢を感じさせないファンク親父ぶりに圧倒されましたね。
ゲリラ豪雨に襲われながら、ブラジル人たちと盛り上がりに盛り上がった
贅沢なフリー・コンサートでした。

Jorge Ben "SOLTA O PAVÃO" Philips 73145181172 (1975)
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