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コロンビアのお祭り音楽 ペドロ・ラサ

Pedro Laza.jpg

ペニャランダと一緒に見つけたのが、ペドロ・ラサのアルバム。
ヴィンテージ時代のコロンビア音楽が見直されるきっかけとなった、
イギリス・サウンドウェイ盤“COLOMBIA!: THE GOLDEN YEARS OF DISCOS FUENTES”の
ジャケットを飾った人といえば、若い人にもわかってもらえるはず。

ペドロ・ラサとペラジェーロスのアルバムはLP時代にもたくさんありましたけど、
ぼくはペドロ・ラサとバンダ名義の本作がお気に入りでした。
いかにもラテンな雰囲気の美人ジャケも、なかなかいいでしょ?
まさかこのアルバムがストレートCD化するとは思いもしなかっただけに、大カンゲキ。
クレジットによると09年にCD化されたようですが、
編集盤中心のフエンテス盤CDで、ストレート・リイシューされたのって珍しいんでは。

60年代頃のペドロ・ラサとバンダの編集CDを聴くと、
オーケストラによるきちっとアレンジされた端正なダンス・サウンドで、
いかにもフエンテスのハウス・バンドらしいプロっぽい演奏を繰り広げていますが、
本作のなまなましさは、それとは対極のもの。

太鼓、シンバル、カウベルが生み出す強烈なリズムに加え、
ブラスがぶんちゃか、ぶんちゃかと派手なグルーヴを巻き起こします。
ブラスはユニゾンやハーモニーをつけたリフを吹くばかりでなく、
思い思いのラインを鳴らしながら絡み合う、集団即興的な部分もあってスリリング。
ブラスの鳴りもなまなましく、威勢のいいかけ声もお祭りムードを高め、
聴いているだけでドキドキしてきます。

特に7分に及ぶメドレーなど、コロンビアーナ・ジャム・セッションといった趣で、
スネア・ドラムが高らかに乱打されるインタープレイが大迫力。
その一方、LPの両面ラストのヴァルスでは、ぶんちゃっちゃっ、ぶんちゃっちゃっと、
ヨーロッパ的なワルツそのものの演奏で、アフロ成分ゼロなところが面白いですね。

収録時間は31分足らずという短さですが、
ハジけるようなコロンビアのお祭り音楽を堪能できる一枚です

Pedro Laza Y Su Banda "PEDRO LAZA Y SU BANDA" Fuentes no number (1979)
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