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バマコの夜 ロビ・トラオレ

Lobi Traore  BAMAKO NIGHTS.jpg   Lobi Traore  Segou.jpg

マリのバンバラ・ブルース・マンことロビ・トラオレが天に昇って3年。
没後まもなくリリースされたラスト・レコーディングの“BWATI KONO” が
ロビの実力をいかんなく発揮した傑作だっただけに、
享年49歳という若さは、かえすがえすも残念でした。

バマコのナイトクラブで観客を入れずに録った“BWATI KONO” がそうだったように、
ロビはスタジオ録音よりライヴ録音の方が、実力を発揮できたように思えます。
なんてったって、ロビは<バンバラ・ブルース・マン>でしたからね。
血肉化したブルース・フィーリングを発揮するには、
ロビがのびのびとプレイできる環境で、小細工なしに仕上げた方が、
上手くいくというもんでしょう。

ぼくがロビの最高作と思っている96年の“SÉGOU”も、
ラストのライヴ・トラック“Ni Tougou La Mogo Minko” が
忘れられなかったからなんですけど、
なんとこのライヴ・トラックと同時期の未発表録音をまとめたアルバムがリリースされました。
しかも1曲目がさっき挙げた“Ni Tougou La Mogo Minko” なんだから、
否が応でも期待は高まります。

重厚なビートにのせて、どろりと滴り落ちるブルース・フィーリング。
う~ん、やっぱりロビは、本物のブルース・フィーリングを持ってましたね。
ロビを世に送り出したアリ・ファルカ・トゥーレが、
生涯作り物のブルースしかできなかったのと好対照でした。
抑えていた感情をじわじわと爆発させていくエレクトリック・ギターも凄みがあって、
聴いているだけで、胸が苦しくなってくるほど。
ロビのギターを中心に、がちっとまとまったバンド・アンサンブルも見事です。
この味わいは一級品のシカゴ・ブルースに匹敵する、といっても過言じゃないでしょう。

バマコのバー・ボゾが、まるでシカゴのサウス・サイドの
ブルース・クラブにも思えてくる、そんなライヴです。

Lobi Traoré "BAMAKO NIGHTS : LIVE AT BAR BOZO 1995" Glitterbeat GBCD003
Lobi Traore "SÉGOU" Cobalt 09275-2 (1996)
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