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ストリート出身のココロ意気 セウ・ジョルジ

Seu Jorge Musicas Para Churrasco 2.jpg

「“VOL.2” も待ってるぜ、セウ!」と叫んでから4年。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2011-09-10
ったくもー、焦らしてくれるねえ。

肉食サンバ・ファンカーふたたび、であります。
第1集はほんとに溺愛聴しまくり、その後本作のライヴ・ツアーを収録した
CDもソッコー買いましたからねえ。
ライヴ盤の方は、2ステージ分を収録した2CD、2DVDと、
ダイジェストの1CD、1DVDと4種類のヴァージョンで出ましたけれど、
ぼくが買ったのは2CDヴァージョン。

ところが1回聴いて、違うんだよな~と、がっくり。
おんなじ曲をおんなじアレンジで歌っているのだから、
ファンとしては、キャーキャー騒ぎたいところなんですが、
セウの大物感がやたらと全面に出ていて、すっかりシラけちゃったんですよ。

なんせゲストに、カエターノ・ヴェローゾ、ゼカ・パゴジーニョといった
MPBとサンバの両巨頭を呼び、さらにパゴージのスター、アレシャンドリ・ピレス、
ブラジルR&Bの女帝、サンドラ・ジ・サー、人気ラッパーのラシオナイス・エミシーズに
囲まれて歌ってるんだから、大物感が出てしまうのも当然なんですが、
ぼくがホレこんでるのは、ストリート上がりの兄貴、
元不良の地金をムキ出しにしたセウなんですよ。

で、こんなMPB大物アーティスト然としたセウが聴きたいんじゃねいやと、
ムクれちまったわけです。ファン心理ってのは、めんどくさいですねえ。
じっさい、セウはいまや大物なんだから、
いつまでも昔の不良像を追い求めるのはお門違いなんですが、
それでも、ぼくはそういうセウが聴きたいんだよーーーーーーっ。

というわけで、スタジオ録音の続編は、前作同様に
ストリート出身のココロ意気をほとばらせていて、感涙ものです。
そうそう、こういう歌声を聞かせて欲しいんですよ。
するりと滑り込んでくるようなドラムスのブレイクからスタートする
1曲目から、イマドキのオートチューンじゃなくて、
昔のヴォコーダーを使ってるところが泣けます。
往年のディスコ魂に火を点けるサウンドじゃないですか。

楽曲も、信頼おける昔からの相棒、ガブリエル・モウラ、ロジェーとの共作で占めてます。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-01-26
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-05-30
やさぐれた苦みのあるヴォーカルに、オンナを口説く下ゴコロ隠さぬ甘口な歌い口も交え、
さまざまな表情をみせるセウ兄貴、セクシーでっせ。

Seu Jorge "MUSICAS PARA CHURRASCO Ⅱ" Cafuné 060254702365 (2015)
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