サルサの若大将 エドウィン・ペレス [カリブ海]
すっかり興味を失っていたサルサ新作ですけれど、
去年あたりから、本格的に復調した兆しを感じるようになりました。
ちょうど一年前あたりにも、サルサ新作の記事を連投したおぼえがありますけど、
今年もきてますねえ、熱いやつが。
それが、この若手のエドウィン・ペレスのソロ・デビュー作。
若手と呼ぶものの、キャリアは十分。すでに中堅どころといってもよい人で、
ラ・エクセレンシアで10年のキャリアを積んでいるんだから、
満を持してのソロ・デビューなわけですね。
全10曲、オリジナル。キャッチーなメロディを書ける人ですよ。
エドウィンのヴォーカルとコロのコール・アンド・レスポンスも狂おしく、
切れ味バツグンのホーン・セクションとパーカッションが繰り出すグルーヴに、
シビれまくり。このティンバレスを叩いてるの誰?と思ったら、
ルイジート・キンテーロだって。うわ、そりゃ、スゴイわけだわ。
サルサはやっぱりこのグルーヴがなきゃ、ダメだよねえ。
スムースになっても、ポップになってもいいけど、
このキレとダイナミズムを失っちゃいけません。
サルサになくてはならない<熱>が、ここにはあります。
いいサルサを聴いていると、身体が黙っていない。
自然に足がステップを踏んで、腰が動いてしまう、バイラブレなサウンド。
エドウィン・ペレスのヴォーカルも、若い時のイスマエル・ミランダのような
「青春の光と影」の味わいがあって、もうたまりまへん。
Edwin Perez "LA VOZ DEL PUEBLO" Edwin Perez no number (2016)
2017-05-03 00:00
コメント(4)
あのぉ〜、記事内容にはほぼまったくかすりもしないコメントになるので申し訳ないんですが、この記事でも末尾で「たまりまへん」とお書きですよね。
その他前々から散見されますし、僕が付けたコメントへのお返事のなかでも一度鮮明なのがありました。
bunboniさんは関西地域ご出身か、あるいは、なんらかのご関係がおありなのでしょうか?僕がしょっちゅうそれに似た言い廻しをするのは、愛媛県人だからです。言語的にもその他いろんな意味で関西文化圏内にあります。
まあホント音楽とは全然関係ない話で恐縮です。なんなら無視してくださっても気にしません。
by としま (2017-05-03 20:06)
ほんと、記事に無関係ですね。
ご指摘を受けて、なるほど、ぼくは変な言葉づかいをするクセがあるみたいですね。
え~と、出身は東京世田谷。生まれも育ちも現在の住まいも同様であります。んで、両親もそのまた上も東京人の、いちおう3代目となるわけなので、江戸っ子認定でしょうか。
そんなわけで、関西どころか、東京以外の土地には、祖先ともども縁がありません。親せきの関係で、長野県小諸と少しだけご縁がありますが。
インチキな方言が飛び出るのは、どういうわけなんでしょうね。自分でもわからずであります。
by bunboni (2017-05-03 20:20)
少し前から配信で楽しんでました。bunboniさんのブログ見てすぐアマゾンで購入しました。
Isidro Infanteさんの新譜も注文したはずですが。気長に待ちます。いつもブログ楽しみにしてます。
世界中のいろいろな音楽に公平?なご意見でいつもとても共感してます。エディ・ティラーが好きで、たまたまレー・クエンさんのファンでもいいですよね。
わたくしは、大阪人ですが、としまさんのコメント楽しく感じました。
乱筆失礼しました。
by masamund (2017-05-03 23:03)
ありがとうございます。
めちゃくちゃ偏った嗜好の持ち主なので、嫌いなものは取り上げない、できるだけ発言しない(でもときどき本音が洩れる)、ようにしておりま~す。
by bunboni (2017-05-03 23:22)