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超絶カッコいいブラジリアン・ジャズ デアンジェロ・シルヴァ

Deangelo Silva  DOWNRIVER.jpg

カッコいい! カッコよすぎる!! 憎たらしいくらいカッコええ~!!!

バカ丸出しであります。「カッコいい」以外、なんも出てこない。
ブラジルの新人ジャズ・ピアニストのデビュー自主制作盤、
テナー・サックス、トランペット、ギターにピアノ・トリオという編成で、
それはもう目の覚めるような、フレッシュさに溢れたジャズを演奏してくれます。
一聴でこんなに夢中になった人って、レユニオンのメディ・ジェルヴィル以来じゃないかな。

無理して言葉をひねり出せば、変拍子使いの作曲能力が、もうただごとじゃない。
次々と場面が変わっていく構成が、めちゃくちゃスリリングで、見事というほかない。
ここぞというところに、憎たらしいくらいキャッチーなキメが出てくるんだから、
もうマイっちゃいますよ。

そして、デアンジェロくんのピアノ・タッチの明快なこと、
高速ラインを粒立ち良く弾き切る、技術の高さ。
時にアブストラクトなラインを織り交ぜながら、
美しいソロを組み立てていくところも、いやはや、ケチのつけようがございません。

リズムを細かく割っていくドラムスなど、現代的ないまどきのジャズでありつつも、
インプロになると、従来の体育会系ジャズ的な
手に汗握るスリルも十分味わえるし、ポスト・ロック的な快感もある。
さらには、スタイリッシュで洗練されたオシャレ感もあるという、
全方位の、どういう好みのファンにもアピールするジャズであります。

デアンジェロ・シルヴァは、ブラッド・メルドーのファンを自任しており、
シャイ・マエストロとも交流があるとのこと。
そうでしょう、そうでしょう。よ~く、わかります。
それにしても、これが自主制作だっていうんだから、タメ息が出ますね。
もったいないというか、なんというか。

ギターのフェリーピ・ヴィラス・ボアス、
ドラムスのアンドレ・リモーン・ケイロスのプレイも特筆もの。
この二人の名前は、よく覚えておきましょう。

Deangelo Silva "DOWNRIVER" no label no number (2017)
コメント(3) 

コメント 3

ペイ爺

>アピールするジャズであります。
極上の❝JAZZ❞ですよねー♬
おもわずニッコリ(^^♪

>ギターのフェリーペ・ヴィラス・ボアス、
❝Dois Mil e Jazz ❞のギター・ソロは絶品!
覚えましたよー♫
by ペイ爺 (2018-02-12 15:45) 

bunboni

もろ正統派ジャズ・ギター・プレイというか、高速オルタネイト・ピッキングがキモチいいですよね。
by bunboni (2018-02-12 15:59) 

ペイ爺

>一聴でこんなに夢中になった人って、レユニオンの
>メディ・ジェルヴィル以来じゃないかな。
そうそう、僕もそうなんです。
この記事が 2月にUP されて、初めて聴いて以来ズーーーっと夢中なんです。

完全にヤられてしまいました。

bunboni さんが今年の3月号で「2010年代アフリカの音楽地図」を寄稿され、興味深く拝読させてた頂いた月刊誌“LaTina”。

最近、この9月号の特集「ワールド×ジャズ 今聴くべき66枚」のブラジルの最新JAZZを紹介するページで、サラっと、
この "DOWNRIVER" が載ってる(アルバム・カヴァーとDeangelo のポートレイトと数行の紹介文)のを見たんですけど、他では見たことがなく、あまり知られていないような感じですね。

Deangelo の才能は抜きん出ていると思いますが、それを支えている、このバンドの個々人の才能やバンド全体のサウンドの一体感も凄い!と思って聴いてます。

by ペイ爺 (2018-10-09 15:35) 

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