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狂おしくもステッパー アンディ・ストークス [北アメリカ]

Andy Stokes  NOW.jpg

16年の前作を買い逃していたら、1年後に運良く再プレスされ、
感涙にむせび泣いたノースウェストのソウル王、アンディ・ストークス。
https://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2017-07-08
インディ・アルバムが再プレスされることはめったにないから、
はじめに買い逃すと、二度と手に入らなくなっちゃいますからねえ。
新作は売り切れになる前に、ソッコー買いましたよ。
といっても、去年の4月に出ていたのを、いまごろ気付いたマヌケぶりなんですが。

次作はフル・アルバムを!と期待してたんですが、
またしてもEPで、たったの6曲。少なっ!
無駄に長ったらしいアルバムも困るけど、
2作連続ミニ・アルバムというのも、じらしが過ぎます。

前作はラルフ “ファントム” ステイシーがプロデュースしていましたが、
今作のアタマの2曲は、クリス・ブラウンのプロデュースで知られるPK。
これが極上の仕上がりで、ヴェテランならではのディープなノドを、
アーバンで華やかなステッパーにのせています。
これほどコンテンポラリーなR&Bにマッチする才能を持ちながら、
なんでメジャーで活躍できないんでしょうかねえ。
インディの世界にいることじたい、もったいなく思いますよ。

ラストはなんとスヌープ・ドッグをゲストに迎え、
DJバトルキャットのプロデュースによる、アゲアゲのヒップ・ホップ・トラック。
いや~、もうじっとなんかしてらんない。腰がうずきます。
サイコーでっす!

Andy Stokes "NOW" New5 N5CD002 (2018)
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