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アーバン・メロウネス・フロム・サウス・アフリカ リラ [南部アフリカ]

Lira  Feel Good.jpg   Lira  Soul In Mind.jpg
Lira  Return To Love.jpg   Lira  Rise Again.jpg

去年の夏、ヘヴィー・ローテーションとなった南アの女性シンガー、ゾンケの“INA ETHE”。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2013-08-06
南ア色は皆無でも、ジャジーなサウンドにのせて歌う、
キリリとした女っぷりに、すっかりトリコになってしまいました。
南ア・ポップスのサウンド・クオリティの高さに、あらためてウナらされたばかりでなく、
ゾンケ以外にも、まだまだ魅力的なアルバムがたくさんありそうという予感がありました。

予感は的中で、ほどなく見つかったのが、リラという女性シンガー。
ゾンケと違ってキュートなタイプの、スウィートな歌い口を持ったシンガーで、
よりポピュラリティのありそうな資質をうかがわせます。
06年の“FEEL GOOD” から、08年の“SOUL IN MIND”、11年の“RETURN TO LOVE” と
たて続けに聴いてみたんですが、どれも駄曲なしの好アルバム揃い。
すべて生音の人力演奏というのが、好感度高しです。

密かにその3枚をとっかえひっかえ聴いていたんですが、
シャナチーから北米デビュー盤が出たのにはびっくり。
ちょうどぼくが聴いていた南ア盤3作のベスト作となっていて、その選曲もナットクいくもの。
一部“FEEL GOOD” から取られた曲は、ミックスを変えているようで、
間奏のフルート・ソロを差し変えたり、BPMを少し上げたりして、
全体を通してスッキリ聴けるように手を入れているようです。

もともとリラは英語で歌っている曲の方が多いので、
こういう北米デビュー盤は作りやすかったのかもしれませんね。
“RISE AGAIN” を聴いてみたら、なんだかランディ・クロフォードに似ているような気もしますね。
ジャズをベースとしたポピュラー寄りのシンガーというイメージですね。

AORテイストのクセのないチャーミングなヴォーカルと、
アーバン・メロウネスなサウンドとのベスト・マッチングは、
スウィート・ソウル好きにはたまりませんね。

[CD+DVD] Lira "FEEL GOOD [Deluxe Edition]" Sony BMG CDSTEP127 (2006)
Lira "SOUL IN MIND" Sony BMG CDSTEP128 (2008)
[CD+DVD] Lira "RETURN TO LOVE [Deluxe Edition]" Sony CDSTEP137 (2011)
Lira "RISE AGAIN" Shanachie 5819 (2014)
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