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キース・スウェットよりセクシー アンジェロ・レモン [北アメリカ]

Angelo Remon.jpg

今年はぼく好みのR&Bアルバムが立て続けに出るなあ。
ケムとサー・チャールズ・ジョーンズの新作が絶賛ヘヴィー・ローテーション中のさなかに、
アンジェロ・レモンの新作が加わりました。

ジャケットがいいですねえ。
中身を聞かずとも、上出来だろうと確信させる風格があります。
そして予想を裏切らず、セクシーかつソウルフルなアルバムに仕上がっていました。

90年代には、実力派ヴォーカル・グループのリネイッザンスのメンバーとして活動し、
その後、ジョニー・ギル、ボビー・バレンティノ、プレジャー・Pなど
多くの歌手たちに楽曲を提供するソングライターとして、また時にプロデューサーとして
長く裏方で活動してきたアンジェロ・レモン。
07年にソロ・デビュー作をリリースしたものの、最近どうしているのかと思っていたら、
キース・スウェットの10年作“RIDIN' SOLO” への楽曲提供・プロデュースのほか、
ワールド・ツアーに同行してバッキング・ヴォーカルを務めるなど、
キース・スウェットと仕事をしていたようですね。

本作にもキース・スウェットとのデュエット曲が収録されているんですが、
キース・スウェットの前作“'TIL THE MORNING” の日本盤にボーナス・トラックとして
収録されていた曲だとのこと。ぼくは日本盤を買わないので、初めて聴く曲です。
最近のキース・スウェットには物足りなさしか感じないので、
アンジェロ・レモンの方に軍配をあげたくなります。

Angelo Remón "BLAQ SOUL" Blaq Chrome Music no number (2014)
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