ニカラグア発メスティサッヘ ラ・クエンタ・ソン・マチーン [中央アメリカ]
いわゆるミクスチャー系ポップスに、以前ほど興味を持てなくなっている今日この頃ですが、
それでもたまには、アンテナに引っかかるものがあります。
それがこの、ニカラグア発のラ・クエンタ・ソン・マチーン。
マリンバをフィーチャーしているところが、伝統系ファンには心くすぐられるポイント。
木琴好きのぼくも、そこに惹かれて聴いてみたんですけど、
吹っ切れたサウンドが、とにかく気持ちいいったらありません。
なんでもマリンバ奏者は、ニカラグアのヌエバ・カンシオンを代表する
カルロス・メヒア・ゴドイの息子、カルロス・ルイス・メヒアだそうです。
中米では昔からマリンバがさかんに使われ、
クンビア・マリンベーラがひとつのジャンルと化していますよね。
このバンドも、ニカラグアの名門楽団ロス・アレグレス・デ・ティクアンテペの
クンビア・マリンベーラの名曲“Catalina” をメレンゲ調に仕上げて、楽しませてくれます。
気に入ったのはクンビア一辺倒ばかりでなく、
バジェナートやサルサ、ポルカまでやったりしているところ。
う~ん、ポップだなあ。
汗臭い兄ちゃんたちが、ロック感覚で爽快にトばすわ、トばすわ。
生活感たっぷり、カジュアルそのものってところがいいですよね。
お向いのロドリゲスさんとこの息子さんがやってるんですって!
みたいな親近感が好感もてます。
La Cuneta Son Machin "EL ZAFARRANCHO" Papaya Music no number (2010)
2014-11-21 00:00
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