SSブログ

ニカラグア発メスティサッヘ ラ・クエンタ・ソン・マチーン [中央アメリカ]

La Cuneta Son Machin  EL ZAFARRANCHO.jpg

いわゆるミクスチャー系ポップスに、以前ほど興味を持てなくなっている今日この頃ですが、
それでもたまには、アンテナに引っかかるものがあります。

それがこの、ニカラグア発のラ・クエンタ・ソン・マチーン。
マリンバをフィーチャーしているところが、伝統系ファンには心くすぐられるポイント。
木琴好きのぼくも、そこに惹かれて聴いてみたんですけど、
吹っ切れたサウンドが、とにかく気持ちいいったらありません。
なんでもマリンバ奏者は、ニカラグアのヌエバ・カンシオンを代表する
カルロス・メヒア・ゴドイの息子、カルロス・ルイス・メヒアだそうです。

中米では昔からマリンバがさかんに使われ、
クンビア・マリンベーラがひとつのジャンルと化していますよね。
このバンドも、ニカラグアの名門楽団ロス・アレグレス・デ・ティクアンテペの
クンビア・マリンベーラの名曲“Catalina” をメレンゲ調に仕上げて、楽しませてくれます。

気に入ったのはクンビア一辺倒ばかりでなく、
バジェナートやサルサ、ポルカまでやったりしているところ。
う~ん、ポップだなあ。
汗臭い兄ちゃんたちが、ロック感覚で爽快にトばすわ、トばすわ。
生活感たっぷり、カジュアルそのものってところがいいですよね。
お向いのロドリゲスさんとこの息子さんがやってるんですって!
みたいな親近感が好感もてます。

La Cuneta Son Machin "EL ZAFARRANCHO" Papaya Music no number (2010)
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。