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サザン・ソウル冬の時代に出会ったレコード チャールズ・ブリマー [北アメリカ]

Charles Brimmer  SOULMAN.jpg

スタン・モズリーと同梱で2か月の遅配の憂き目にあった、もう一枚のCD(船便か!)。
ニュー・オーリンズ出身のソウル・シンガー、
チャールズ・ブリマーの2作目となる76年作。
サザン・ソウル聴き始めのころに、新作としてリアルタイムで聴いたレコードだけに、
個人的に思い出深いアルバムで、これは嬉しいCD化です。

当時はオーティス・レディングに始まり、ジョニー・テイラー、ウィルソン・ピケット、
O・V・ライトと、サザン・ソウル全盛期の過去の名作ばかり熱心に聴いていて、
往時のサザン・ソウルに匹敵する新作など出るような時代ではなかっただけに、
チャールズ・ブリマーのアルバムは貴重だったんです。

といっても、黄金時代の名シンガーたちに比べれば、小粒なシンガーではありました。
それでも、こんなサザン・ソウル・スタイルで聴けるレコードじたい貴重だった時期なので、
すごく嬉しかったんですよ。サザン・ソウル冬の時代から聴き始めた者にとってはね。
だって、スティーヴィー・ワンダーの “SONGS IN THE KEY OF LIFE” と
同じ年のレコードですよ。そういえば、想像つくでしょ?

直球のタイトルがいいよなあ。心意気を感じるじゃないですか。
そしてそれにふさわしいジャケットのアートワークも、風格がありますよね。
同梱のスタン・モズリーの方がはるかにディープで、歌手としての力量も数倍上で、
続けて聴いたら、さすがにカワイソーな感想がよぎったけど、
やはりディープ・ソウル聴き始めのころに出会ったリアルタイム盤だけに、
感慨深いものがあります。

Charles Brimmer "SOULMAN" Good Time GTRCD1212 (1976)
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