【越南紀行その1 ホーチミン編】 消え行くカイルオン [東南アジア]
会社勤めも30年。ご苦労さんの特別休暇をもらったので、
奥さんと一緒にヴェトナムへ旅行してきました。
夫婦での海外旅行は、23年前のブラジルの新婚旅行以来。
奥さんはずっと子育てに忙しく、二人で海外に行けるようなチャンスはなかったので、
本当にひさしぶりの海外旅行です。
北のハノイから、中部のホイアン、フエ、そして南のホーチミンへと縦断してきました。
ホーチミンでは、エアコンのない蒸し暑い劇場で地元の人にまぎれて、
熱気溢れるカイルオンを観たいなと思ってたんですけど、
ホーチミン市の有名なカイルオン劇場は、再開発の波で閉鎖され、取り壊されていました。
34歳のガイドさんは、「カイルオンを観るのは、田舎のおじいさんやおばあさん世代だけ」と言い、
自分も観たことがないと言っていたくらいだから、
カイルオンは時代の波に押され、消え行く大衆芸能ってことなんでしょうね。
南ヴェトナム時代を懐かしむ芸能でもあるので、
ハノイの大衆劇ハット・チェオのように政府が保存に力を入れることもなく、
観光化して上手く生き延びた水上人形劇とは対照的です。
それじゃあ、せめてカイルオンのCDをお土産に買ってくかと思ったんですが、
以前紹介した紙ジャケ仕様のヴェトナム・レーベルは、
街の中心にある大きなCDショップを何軒回っても、どこにも置いていません。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2009-10-18
町外れの米ドルを受け付けない(=観光客相手でない)CD屋さんでようやく発見して、
カイルオンやヴォンコ、タンコを100枚以上ごっそり買ってきました。
「この日本人、何者?」と、店のオヤジに思いっきり面白がられちゃいましたけどね。
サイゴン時代を想わすノスタルジックな風合いのジャケ33選をお楽しみください。
奥さんと一緒にヴェトナムへ旅行してきました。
夫婦での海外旅行は、23年前のブラジルの新婚旅行以来。
奥さんはずっと子育てに忙しく、二人で海外に行けるようなチャンスはなかったので、
本当にひさしぶりの海外旅行です。
北のハノイから、中部のホイアン、フエ、そして南のホーチミンへと縦断してきました。
ホーチミンでは、エアコンのない蒸し暑い劇場で地元の人にまぎれて、
熱気溢れるカイルオンを観たいなと思ってたんですけど、
ホーチミン市の有名なカイルオン劇場は、再開発の波で閉鎖され、取り壊されていました。
34歳のガイドさんは、「カイルオンを観るのは、田舎のおじいさんやおばあさん世代だけ」と言い、
自分も観たことがないと言っていたくらいだから、
カイルオンは時代の波に押され、消え行く大衆芸能ってことなんでしょうね。
南ヴェトナム時代を懐かしむ芸能でもあるので、
ハノイの大衆劇ハット・チェオのように政府が保存に力を入れることもなく、
観光化して上手く生き延びた水上人形劇とは対照的です。
それじゃあ、せめてカイルオンのCDをお土産に買ってくかと思ったんですが、
以前紹介した紙ジャケ仕様のヴェトナム・レーベルは、
街の中心にある大きなCDショップを何軒回っても、どこにも置いていません。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2009-10-18
町外れの米ドルを受け付けない(=観光客相手でない)CD屋さんでようやく発見して、
カイルオンやヴォンコ、タンコを100枚以上ごっそり買ってきました。
「この日本人、何者?」と、店のオヤジに思いっきり面白がられちゃいましたけどね。
サイゴン時代を想わすノスタルジックな風合いのジャケ33選をお楽しみください。
2011-12-07 00:00
コメント(2)
ヒャー!趣あるジャケット群ありがとうございます。ベトナムは、工芸品としてのCDのクオリティは世界一と思ってます。ま、それはさておき、はー、カイルオンを見ようとゆう発想力!私にはなかったー。見れなかったのは残念( ´△`)。薄れゆく運命なのですねぇ。
ヴェトナム紀行続編、楽しみです。
by 土木作業員 (2011-12-07 22:24)
観るチャンスはなかったんですけど、ハノイにカイ・ルオン劇場があったのは意外でした。
ハノイといえばハット・チェオの本場で、まさか南のカイ・ルオンがあるとは思いませんでした。
次回はハノイで観たカチューについて書きますね。
by bunboni (2011-12-07 22:36)