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ファンクの肝はアタマの1拍目 ブーツィー・コリンズ

Bootsy Collins  The Power Of The One.jpg

ダンプスタファンク新作のヘヴィ・ロテが止まらない。
https://bunboni58.blog.ss-blog.jp/2021-05-02
これ一枚じゃ物足んなくて、なんかほかに良さげなファンクはないかと、
少し前に出ていたブーツィーの新作に手を伸ばしてみましたよ。

ブーツィーはねぇ、昔大好きだったんだけど、世紀が変わったあたりから、
だんだん興味が薄れてきちゃったんだよなあ。
なんか健全になっちゃったというか、変態ぽいハチャメチャな感じとか、
ヒネくれたところが消えてしまって、ストリート感は失われたよねえ。

11年の“THE FUNK CAPITAL OF THE WORLD” だって、
ゴージャスでよく出来ているなあ、なんて感心しつつも、
どうもそのゴージャス感が受け入れがたくって、
妙に冷めて聴いちゃったんだよなあ。

やっぱゴキゲンなファンクはさあ、
パっと聴いただけで、身体に電気が走るような感触がなきゃ、ダメだよねえ。
17年の“WORLD WIDE FUNK” も、豪華絢爛なゲストばかりに耳がいって、
どうにも盛り上がれなかったんでした。

というわけで、正直おそるおそるという感じで、耳にした20年作。
うわぁ、いいじゃん!
ボトムをぐっと強調したミックスが快感で、オート・ワウをかけて、
ぐちゅぐちゅ、ぶりぶりとスラップするベースがサイコー!

ダンプスタファンクがスライの“FRESH” の1曲目をカヴァーしたけれど、
こちらは2曲目の‘If You Want Me To Stay’ を
‘Want Me 2 Stay’ と改題カヴァーしていて、
しかもラリー・グラハムをゲストに、ブーツィーとベースを競演してるよ。うぇ~い!

本作のタイトル『ザ・ワン(1拍目)のパワー』とは、ジェイムズ・ブラウン直伝の、
ファンクは頭の1拍目が命だという教えとのこと。
小節はじめの1拍目に、全身全霊、入魂で弾かんかい!
という教えにのっとったものなんだそうです。
ドアタマでアクセントを付けるパワーこそがファンクの真髄と、
JBから学んだブーツィーは、ジョージ・クリントンとバーニー・ウォレルにも
その教えを伝授して、Pファンクに継承したんだそうであります。
そんなタイトルを付けた心意気が伝わる快作です。

Bootsy Collins "THE POWER OF THE ONE" Sweetwater Studios SWS1020 (2020)
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