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ホセー・アントニオ・メンデスのメキシコRCA時代のアルバム [カリブ海]

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[LP] José Antonio Méndez "ESCRIBE SOLO PARA ENAMORADAS" RCA MKL1143

去年9月のエントリで話題にした、
ホセー・アントニオ・メンデスのセカンドのオリジナル盤が見つかりました。
http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2010-09-11

ニュー・ヨークのレコード屋さんのカタログ・リストに、
ホセーの聞き覚えのないタイトルのメキシコRCA盤が載っていたんですね。
え? これって、ひょっとして、例のセカンドのオリジナル???
写真がないので確証はありませんでしたが、
値段も21ドルと大したことないので、えいままよとオーダーしたのでした。

届いた荷を開けると、ホセーが暗がりのなかで手紙を書くジャケットが現れ、
“ESCRIBE SOLO PARA ENAMORADAS” というタイトルを確認することがでました。
3作目の“USTED… EL AMOR… Y JOSE ANTONIO MENDEZ” の裏ジャケットには
タイトルが書かれておらず、再発のカムデン盤は“JOSÉ ANTONIO MÉNDEZ” とあるだけで、
オリジナル・タイトルがずっと不明だったんです。

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あらためて、ホセーのメキシコRCA時代のアルバムをおさらいすると、
ファーストはみなさんもよくご存じのとおり、日本盤『フィーリンの誕生』の原盤となった、
“CANTA SOLO PARA ENAMORADOS” ですね。
ちょっとトリビアな話になりますけど、
このアルバムには、レーベル面が黒でなくオレンジ色のセカンド・プレスもあります。
ジャケットも少し違いがあり、ファースト・プレスは右隅に、
四角い枠に囲まれたRCAビクターの古いタイプのロゴが付いていますけど、
セカンド・プレスはジャケットの左隅にRCA、右隅にVICTOR の文字に変わっています。

“ESCRIBE SOLO PARA ENAMORADAS” はVOL.Ⅱ、
“USTED… EL AMOR… Y JOSE ANTONIO MENDEZ” はVOL.Ⅲの表記がありますが、
ライヴ盤の“EL MENSAJERO DEL AMOR…” には第何集の表記はありません。
このライヴのA面が『フィーリンの誕生』の最後に収録されています。
このライヴ盤から4曲を収録したEP盤を、1枚持っています。

こうして眺めてみると、ホセーのメキシコRCA時代のアルバムは、どれもジャケットがいいですね。
都会的で洗練されたアートワークは、モダンな感覚とクールなセンスをあわせもった
フィーリンという音楽のムードをよく表しています。

[LP] José Antonio Mendez "CANTA SOLO PARA ENAMORADOS" RCA MKL1019
[LP] Jose Antonio Mendez "USTED… EL AMOR… Y JOSE ANTONIO MENDEZ" RCA MKL1325
[LP] Jose Antonio Mendez "EL MENSAJERO DEL AMOR…" RCA MKL1646
[EP] Jose Antonio Mendez "Sorpresa / Novia Mia / La Gloria Eres Tu / Si Me Comprendieras" RCA MKE803
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